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PAS DE DEUX HISTORY

35年を迎えたパドゥドゥ。
変わらぬお菓子作りのはじまり



2020年に創業35年を迎えたパドゥドゥ。その始まりは、1985年までさかのぼります。

“地域のかたに喜んでもらえるような洋菓子店”を作ろうと、スタートした店作り。先代が最初にしたことは、“本場のおいしさ”を学ぶために、お菓子の本場であるスイス、オーストリア、ドイツへ修行のための渡欧でした。

そこで、人々に長く愛され続けるお菓子に触れ、食材の大切さを学び帰国。本格的な開店準備が始まり、こだわりと同時に苦労したのは、材料調達でした。
国産小麦や北海道産の生乳から作られるよつ葉バターを使った無添加のお菓子作りを目指すものの、当時はまだ国産小麦もオーガニックという言葉も珍しい時代。納得いく材料を求めて、自然食料品店を探し回りました。

 

当時の写真。ケーキ店の前にはフレンチをやっていました。当時のお話を懐かしく教えて下さるお客様もいらっしゃいます。

 

そしてついに「パドゥドゥ洋菓子店」がオープン。当時を知るお客様の話によると、ヨーロッパの香りがする、とてもおしゃれなお店だったそうです。

その後、地域の皆さんに愛され、2010年にカフェをオープン。

同時に、コンセプトを“ちいさな森”に掲げ、国産にこだわり、顔の見える農家さんから仕入れることを徹底。


 コンクリートをはがし、枕木を植えた駐車場。四季を感じられる。

 

2015年には、空き地となった隣の土地に防腐剤などを使用していない枕木を敷き詰め、どんぐりから育てた苗木を植えるなど、森づくりがスタート。春には新しく葉が芽吹き、鳥や蝶々、近所のねこなど、お店の周りに小さな自然を感じることができるようになりました。

 

 

2017年、創業よりお店を守ってきた先代が退き、娘である二代目に引き継がれました。そして2020年9月、実店舗をクローズし、完全予約制の「パドゥドゥ ファクトリー」がオープン。

 

 

創業35年。世代が替わっても、創業当時より受け継がれてきた、パドゥドゥの柱「安全で厳選した国産の食材でのお菓子づくり」を守りながら、これからもみなさまに愛され続けるおいしいお菓子をお届けしていきます。

 

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