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山梨県の桃農家 フルヤ農園さんに行ってきました

今、桃のシーズンはまっさかり。そんな中で古屋さんは快く迎え入れてくださいました。

山梨県山梨市にある古屋農園さん。

超減農薬・無化学肥料で桃作りに取り組んでいる希少な存在であり、3代続く歴史のある桃農家さんです。

 

3代目で社長の古屋さん。桃栽培は2代目のお父さん、お母さんがメインで行います。

 

古屋さんの桃。安心・安全なだけでなく、とにかくとってもおいしい。届く桃、1個1個に愛情を感じます。

暑い暑い暑い埼玉を抜けて、到着した山梨!

ぶどう畑の道を抜けて、大きく美しい日川を越えると、古屋さんの桃畑はあります。

素敵でやさしいファミリーの皆さんが迎えてくださいました!

今年の桃は早くて、この時期に黄桃が採れるなんて今までなかったそうです。桃畑にある桃は収穫されているのがほとんどでしたが、ぎりぎり明日収穫の畑に連れていっていただけました!(ありがとうございます!)

桃のいい香り〜!!今ある桃畑は6箇所。種類ごとにまとまっているそうです。

お母さんが桃の説明をしてくれます。とっても大きい桃。

一番大事なのは土づくりだそうです。食べてくれる人のことを考えて、化学肥料を使用せず、有機肥料(草生)にこだわり桃の木が自然に近い状態で健康的に育つようにしています。

10月から12月くらいに、肥料を入れますが、自然のもの。古屋さんでは、ライ麦を入れるそうです。木と木の間にはいって、土がふわふわになるそう。


早生栽培と色づきを助けるシート。太陽の光を反射させます。

また草生栽培法と言う自然栽培のひとつですが緑の草で畑の表面をカバーすることで人工的な畑を自然な環境に近づけています。除草剤も一切使用しません。土の中の生き物に影響を与えるからです。

袋掛けをしていたものを外して、木の下に、マルチを敷いて色づかせていきます。次の日には収穫します。

また、桃はそのまま食べることが多い果物であり、きっと小さなお子さんも大好きですね。
甘くて美味しいので虫たちも大好き。桃の栽培では減農薬が難しいといわれていますが、通常の農薬散布数28回に対して、古屋さんは1~2回、約9割減。使用回数をギリギリまで少なく抑えています。

桃は実ってくると、一つ一つに袋かけが必要でとても手間がかかります。農薬の使用を抑えることで、虫や病気の管理で余計に大変になるのですが、それでも安心・安全な桃作りが優先されています。


桃の木の寿命は15年ほど。4年くらいは収穫できないそうなので、育つまでが大変です。

古屋さんいわく、若い木からもぎとる桃は、もぎとる時の音が違うらしく「ぷちっ」と弾ける音がするそうです。

 

桃のお世話から、収穫、発送まで、すべて手作業で行われています。

これから、なつっこや川中島など、シャキシャキ系の食感の桃が届く予定です。大好きなので嬉しい。

仲良しで素敵なご家族。古屋さん、また今度お忙しくない時期にゆっくりお邪魔させてください。本当にありがとうございました。

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