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2023年 フルヤ農園さんから完熟桃が届きました

夏の美味しい味覚のひとつ“桃”。
フルーツの中でも大好き!という方も多いのではないでしょうか。

桃と一口に言っても、早生品種から始まって、旬を迎えていく。
はじまりの桃は味わいや甘みがまだのっていないですが、うっとりするような甘い香りが広がります。


私たちは、山梨県山梨市にあるフルヤ農園さんから届く桃をお菓子に使わせていただきます。

超減農薬・無化学肥料で桃作りに取り組んでいる希少な存在であり、3代続く歴史のある桃農家さんです。

 

古屋さんの桃安心・安全な桃作りを日々、研究されていて、それでいて、とてもおいしい。
そんなおいしい桃は虫たちも大好きで安心・安全で作るのが難しい果物。

昨今では温暖化の影響で寒暖差が少なくなっている事で色づきの問題や甘さにも影響してきているそうです。


夏冬の寒暖差の大きい甲府盆地の気候と、笛吹川と重川・日川に挟まれた肥沃な土地が、果樹の一大産地として上質な桃やぶどうを育てます。

昼の気温が高いと光合成が活発になり栄養をたくさん作って甘みのあるおいしい果物になります。

また夜も植物は呼吸をして昼間の栄養を消費していく。気温が低いと呼吸がゆっくりになるので栄養の消費量が少なくなり、じっくりと甘みを溜め込むことができるのです。

また、氷点下になると凍らないように野菜や果物たちは自分たちの中の水分と糖を混ぜることで凍る温度を下げて0度では凍らないようにするそう。

寒暖差が果物に与える影響はとても大きいのです。




私たちは、甘さだけでなく、味わいの濃さ、酸味や香りの豊かさなど、果物本来の個性があるものが好き。古屋さんがお作りになる桃たちもジューシーで瑞々しく、甘みがあるけれど桃の豊かな香りの中に酸味がある桃たち。そして、“超”減農薬の桃なので、文字通り、丸ごと使うことができます。



古屋さんの桃作りのこだわり。それは、“安全で安心”なものが美味しい、ということ。

一番大事なのは土づくりだそうです。食べてくれる人のことを考えて、化学肥料を使用せず、有機肥料(草生)にこだわり桃の木が自然に近い状態で健康的に育つようにしています。
また草生栽培法と言う自然栽培のひとつですが緑の草で畑の表面をカバーすることで人工的な畑を自然な環境に近づけています。除草剤も一切使用しません。土の中の生き物に影響を与えるからです。

また、桃はそのまま食べることが多い果物であり、きっと小さなお子さんも大好きですね。
甘くて美味しいので虫たちも大好き。桃の栽培では減農薬が難しいといわれていますが、通常の農薬散布数28回に対して、古屋さんは1~2回、約9割減。使用回数をギリギリまで少なく抑えています。

桃は実ってくると、一つ一つに袋かけが必要でとても手間がかかります。農薬の使用を抑えることで、虫や病気の管理で余計に大変になるのですが、それでも安心・安全な桃作りが優先されています。



桃は花の数だけ実をつけますが、1本の木がつくりだせる栄養分は限られているので収穫量を優先すると美味しい桃はできません。
実の形や大きさ、実をつける場所を厳選して実の数を減らします。1本の木に実らせる数を限定した長年の経験から生まれた特別な桃です。特別大きく、甘みと味が濃いのが特徴です。


みんなが安心して食べられる美味しい夏の果物。
お祖父様から繋いできて、ご家族でじっくりと研究して作り上げた、桃栽培の技術が詰まっているのですね。

パドゥドゥでは、フローズンケーキとBULKのイベントの時のタルト、パフェで使わせていただきます。
ぜひお楽しみに!

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